AI談義からペット愛まで。“好き”で仲間とつながるSlackチャンネル「Tamariba」
コーポレート管理部 Talent Strategyチーム K.O
旅行会社で法人営業を経験後、2年にわたり青年海外協力隊として発展途上国に赴任。帰国後は3年間広告会社で営業を務める。2016年、医薬品開発企業にて採用から人事キャリアを開始し、2019年にエンバーポイントへ入社。経営戦略の実現を人事領域から実行する。
『絆の力で幸せへ』の第一歩は、メンバー同士の絆づくり
2026年2月、エンバーポイントグループ社内で新たな取り組みが始まりました。趣味などの共通の“好き”を持つ人が集まり思いのままに語らう社内Slackチャンネル、その場も「Tamariba」。イベントや社内SNSとの違いは?どんなトークが繰り広げられているのか? その全貌を、Tamaribaの立ち上げに関わったK.Oさんにインタビューしました。
――Tamaribaの誕生は、エンバーポイントグループのビジョン『絆の力で幸せへ』が関係しているのだとか!
K.O そうなんです。まず『絆の力で幸せへ』という企業ビジョンは、当社に関わる全ての人と絆を深め、みんなで幸せになろうという意味を込めています。ここでいう絆は、具体的に三つ挙げられます。まず一つは当社のお客様企業と消費者の絆、二つ目は当社とお客様企業の絆。そして今回触れたいのが、三つ目の当社のメンバー同士の絆です。
お客様企業のファン(消費者)に喜んでもらうためにも、当社がお客様企業に信頼していただくためにも、まず社内のメンバーが質の高いサービスをつくりあげ、みなさんに届けることが重要な前提条件です。その舞台裏でメンバーたちは、いくつもの壁を乗り越えながら、想いを一つに仕事に向き合っています。
人事としても「メンバー同士がつながり、さらに絆を深められる場をつくりたい」と考え、これまでさまざまな交流の場を設けてきました。その一つが『Tamariba』です。
――他の取り組みと比べ、Tamaribaにはどんな違いがあるのでしょうか?
K.O Tamaribaは、コミュニケーションを“点”で終わらせず、“線”で続けていくための場です。
これまで新入社員の入社後に、他部署の先輩社員との「ナナメの関係」を構築するメンター制度や、メンバー同士で人となりを知ることができるプロフィールサイト、定期的にメンバー全員で研修を行う全社トレーニングなど、コミュニケーションのきっかけとなる”点”づくりを行ってきました。いずれもメンバーの交流や入社後の活躍に大いに役立っており、今後も続けていくつもりです。
一方で、一過性の”点”だけでは、そこでメンバー同士のつながりが終わってしまう可能性は否めません。その背景にあるのは、リモートワークの普及です。当社でもリモートワークを活用し、住む地域やライフスタイルにとらわれずに活躍できる環境を生み出せました。しかしオフィスで顔を合わせる機会が減少したことで、何気ない会話が生まれるタイミングも少なくなったと感じています。実際に社内でも、「コミュニケーションを続けやすくなる場が欲しい」という声が寄せられていました。そこで、点と点をつなげて”線”にするコミュニケーションデザインが必要だなと。
――Tamaribaというユニークな名前の由来は?
K.O 同じ会社に集まったメンバーですが、業務のことだけではなく、共通の趣味や興味関心を語らう場があってもいいかなと。カフェや大学の学生ラウンジのように、みんなが気軽に集まれる“たまり場”になってほしいという思いから、「Tamariba」にしました。
仕事と地続きで楽しめる “たまり場”にするために
――現在、Tamaribaにはどんなチャンネルがありますか?
K.O 2026年4月時点で、合計12チャンネルが立ちあがっています。ゲームや麻雀、皇居ラン、登山、キャンプ、釣りといった趣味関係のほか、気軽に話せるオフィスランチやスイーツのチャンネル、ペット愛を語り合うアニマルチャンネルもあります。
――社内SNSではなく、チャットツールのSlackを用いたのはなぜですか?
K.O 業務とは別にアプリを開く必要のある社内SNSとも、一方向からの発信となる社内報とも異なり、より自然と、より双方向に交流できるプラットフォームを目指して、Slackを選びました。
Slackは、普段メンバーが業務で使用しているチャットツールです。各チャンネルの参加者に限らず全員が見られるパブリック設定になっているため、誰かがトークしていれば自然と目に入るんですよね。またチャンネルでのトークが盛り上がる様子を見て、「自分も入ろう」と新たに仲間入りする人も出てきました。
なおTamaribaは、人事チームへの申請なしで自由に新チャンネルを立ち上げられます。馴染みのあるSlackということもあり、チャンネルの立ち上げ方や利用方法について、現時点で人事チームに問い合わせが来たことはありません。
――なんとTamaribaは、業務時間中もトークOKなんだとか!
K.O はい。念のため、「大人の配慮を忘れずに」とは伝えていますけどね(笑)。期待通り、みんな常識の範囲内でトークを楽しんでくれています。
全ては、みんなが気軽にたまれる場にしたいから。業務の延長線上のような感覚で、仲間とのコミュニケーションを楽しんでほしいですね。
――各チャンネルでは、どんなトークが繰り広げられているんでしょうか?
K.O あくまで一例ですが、AIチャンネルでのトークが印象に残っています。あるメンバーが「AIで動画をつくってみました」と自分で制作した動画をアップしたところ、別の部署のメンバーが「私もつくってみたかったんです!」と反応し、話が盛り上がっていました。部署の垣根を越えたコミュニケーションが見られた瞬間の一つですね。
そうそう、最近入社したとあるメンバーも、さっそく麻雀チャンネルに参加してくれたんです! 入社して間もない頃は仕事に慣れるだけでなく、職場に馴染むのも時間がかかるかもしれませんが、その一助になれるかもと嬉しくなりました。
2月に始まったばかりのTamaribaですが、こうして”線”のコミュニケーションのあしがかりになっているなと実感しています。
――今後の盛り上がりも楽しみですね!
“「ずっとここにいたい」と思える場づくりを、これからも
――Tamaribaをきっかけに生まれた、社内の変化はありますか。
K.O 誰かとつながろうと積極的に動くメンバーの姿が増えたことでしょうか。
「社内の仲間と何かしたい」と思いつつ、社内イベントの企画やサークルの創設・参加といったものはハードルを感じる人も多いのかなと。その点で、まず共通の“好き”を話すところから始まるTamaribaは、「何かしたい」という気持ちを後押しできている気がします。
また近年は社会全体の風潮として、「プライベートなことを聞くのは失礼かも……」「部下や後輩を食事に誘いにくい……」と心配する人々が増えたようにも感じます。確かに、相手に配慮することも大切です。でも気を遣いすぎると、本来必要なコミュニケーションが難しくなる可能性もあるんですよね。実際メンバーに話を聞いてみると、「本当は、職場で気の合う人を見つけたい」「本当は、先輩と一緒に食事に行ってみたい」と思う人も多いようです。
そういった意味でTamaribaは、わざわざ探りを入れなくても誰かの“好き”が分かり、自然ななりゆきで「今後一緒に○○しませんか」と誘えるムードをつくり出せているのかなと。実際に皇居ランチャンネルのメンバーは、仕事の後に集まって一緒に走っています。今後もTamaribaの各チャンネルから、オフ会などが開催されたら嬉しいですよね。
――最後に人事チームとして、エンバーポイントに興味を持った方へメッセージを!
K.O ビジネスの場では顧客体験(CX)という言葉がありますが、人事の世界では、「従業員体験(EX)」を重要視します。当社の人事チームでも、メンバーにエンバーポイントグループで働くことに高い価値を感じてもらえるよう、「一つでも多くの”良い従業員体験”を提供する」ことを意識しています。全社トレーニングや1on1、メンター制度といったフォロー体制はもちろん、このTamaribaも、その取り組みの一環です。終身雇用が当たり前ではなくなった現代、その会社にいる意味をより深く見出すことは、大切な要素だと考えています。
全社トレーニングや1on1、メンター制度といったフォロー体制はもちろん、このTamaribaも、当社の従業員体験をより良いものにする取り組みの一つです。
ですが、まだまだできること、やるべきことはたくさんあります。一人ひとりが一日の終わりに「今日も充実していたな」と笑顔で退勤できる。今後もそんな居心地の良い会社づくりを続けていきます。